サンゴ礁のその先へ:水面休息中のダイバーに贈るボルネオ島

ダイビングを始めると、旅のスタイルがガラリと変わりますよね。都市を中心に計画するのではなく、生態系を中心に考えるようになります。ボルネオ島は、そんな本能にどこよりも応えてくれる場所です。シパダンのドロップオフを目指すのと同じフライトで、原生林、野生の川、そして信じられないほどの絶景まで日帰り圏内に入ってしまうんです。ここでご紹介するのは、私が実際にゲストにおすすめしている8つの追加プランです。最後の1つ以外は、特に順不同で並べています。
目次
8つの体験
- ボヘイドゥランの絶景ポイント。この地域を代表する写真スポットです。ボヘイドゥランの尾根を汗だくになって少し登ると、言葉で表現できるあらゆるターコイズブルーに彩られた、海に沈んだカルデラを見下ろすことができます。ダイビングのない日にぜひ挑戦してみてください。暑さの中でのトレッキングは、それなりに体力を使いますよ。
- カメラを持ってセンポルナの水上集落へ。この玄関口の町は、ゆっくりとした朝を過ごすのに最適です。高床式の村、木造のレパボート、そしてどんなスタジオよりも素晴らしい光に包まれた夜明けの魚市場。単なる中継地点ではなく、ひとつの目的地として楽しんでください。実用的な情報は当社のセンポルナガイドにまとめてあります。
- オランウータンと本物の熱帯雨林。サバ州の東海岸は、オランウータンに出会える現実的な場所です。ダナンバレーの原生林にあるロッジに泊まれば、朝食時にはサイチョウが姿を現し、テナガザルの声が目覚まし時計代わりになるような、本物のジャングルを体験できます。
- 川沿いのボルネオゾウ(ピグミーエレファント)。シーズンに合わせてリバークルーズに参加すれば、川岸で水を飲むボルネオゾウに遭遇できるかもしれません。ダイビングで言えば、ジンベエザメに出会えるようなものです。確約はできませんが、それでも丸1日を割く価値は十分にあります。
- 島と島を結ぶジップライン。コタキナバル沖にあるコーラルフライヤーでは、サンゴ礁の浅瀬の上を島から島へと一気に滑空します。純粋にバカンス気分を味わえる楽しいアクティビティです。文句なしにおすすめですよ。
- 下から見上げるだけでも素晴らしいキナバル山。日程に余裕があれば、ダイビング前後の飛行機搭乗や高所移動のルールに気をつけながら、ぜひ登頂を目指してみてください。時間がなくても、せめてコタキナバルからコーヒーを片手に、夜明けの光に染まる山容を眺めてみてください。それだけで、旅のスケールがグッと広がりますよ。
- 海洋公園でアイランドホッピング。センポルナ周辺のトゥン・サカラン海洋公園の島々には砂洲があり、手軽なシュノーケリングやボートでの1日が楽しめます。ダイビングをしないお連れ様にとっても、あなたのシパダンでのダイビングと同じくらい満足度の高い体験になるはずです。お気に入りの帽子を忘れずに。
- ビーチでのんびり過ごす1日。実はこれ、意外と過小評価されているんです。マタキンのハンモックや、マブールのサンセットデッキでログブックを開きながら、次の旅行の計画を立てる時間。ここで1週間も過ごせば、きっとあなたもそうしているはずです。
ダイビングに合わせたスケジュールの組み方
スケジュールのコツは、ズバリ「順番」です。ダイビング後の飛行機搭乗までの待機時間や高所への移動を考慮して、ジャングルは最初か最後に配置します。そして、島での滞在は中盤に。ボルネオの天気は気まぐれなので、どこかに予備日を1日設けておくのも重要です。ご希望の日程をお知らせいただければ、ダイビングのスケジュールを最優先に、陸と海の両方を楽しめる完璧なプランをご提案します。
あえて2つに絞るなら
ゲストからよく聞かれるのでお答えしますね。1つ目はボヘイドゥラン。1時間ほど頑張って登れば、その後10年間はパソコンの壁紙にできるような絶景が手に入ります。もう1つは熱帯雨林です。魚ばかり見ていた海から一転、1日の移動でテナガザルに出会えるという、この劇的な環境の変化はたまりません。もちろんリストの他のものも全て素晴らしいのですが、1年後にゲストから「あれは最高だった!」とメールをもらうのは、大抵この2つなんです。
もし日程的に1つしか選べないとしたら?迷わずボヘイドゥランです。登って、写真を撮って、降りてきて、午後の中頃にはまた海の中に戻れますからね。ダイビング旅行における優先順位としては、これが大正解です。
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