レガッタ・レパ
レガッタ・レパは、毎年4月にセンポルナで開催される、バジャウ族の伝統的な1本マストの帆船「レパボート」の有名な水上祭りです。
このお祭りは、海との結びつきが伝説的に語られる「海のジプシー」こと、バジャウ・ラウトと呼ばれる遊牧民のコミュニティの遺産を讃えるために始まりました。レパとは、彼らが伝統的に使ってきた1本マストの帆船の名前です。レガッタ・レパはサバ州の毎年恒例のイベントであり、年を追うごとに、国籍や背景を問わずますます多くの人々を惹きつけています。

レパボートのパレード
レガッタ・レパは、特定の家族や村を代表する、色鮮やかに装飾されたボートの水上パレードで、船上では歌い手や踊り子たちが祭りを盛り上げます。また、ケレ・ケレ(kelleh-kelleh)と呼ばれる小さな丸木舟のレースも、このお祭りの見どころのひとつです。他にも、綱引きやアヒル捕り競争などがよく行われます。
レガッタ・レパは夜遅くまで続き、レパ・ビューティーコンテスト、花火、文化的・伝統的なショーやゲーム、そしてバジャウ族の有名な「イガルイガル(igal-igal)」ダンスなどが披露されます。イガルという言葉は「イーグル(鷲)」という言葉が変化したものと言われています。踊り手がワシのように滑らかな動きをすることから、この名前が付けられました。また、センポルナのスタジアムでは「レパカー」コンテストも開催されます。
レガッタ・レパの最大のハイライトは、虹色に彩られたレパボートの装飾コンテストです。色鮮やかな傘、旗、吹き流し、万国旗などによって、これらの船の美しさはさらに際立ちます。優勝したボートには、数千リンギットの賞金、賞状、トロフィーが贈られ、さらに追加の副賞がもらえることもありますよ。
最高のボートを選ぶ基準となるのは、ボートの帆(sambulayang)、三角形のペナント(tipas-tipas)、長方形の旗(panji-panji)の品質、そして船乗りたちの歌と踊りのパフォーマンスです。お祭りの雰囲気を存分に味わいたい方は、レンタルボートでレパボートを追いかけることもできますよ。
レパボートは、バジャウ・ラウトが船上で生涯を過ごしていた14世紀から使われてきました。彼らはこのボートで生計を立て、誕生から死に至るまでのすべての儀式を船の中で行っていたのです。
